関西大学 理工学研究科 生命・生物工学分野 神経生命工学研究室(下家研)の口コミ

OB・OGによる研究室の評価スコア

下家研のペンタゴンチャート

Average Score: 2.6

研究室の基本情報

教授 下家浩二
所属 理工学研究科 化学生命工学専攻 生命・生物工学分野
分野 生物系
ホームページ http://neurobio.life-bio.kansai-u.ac.jp/
コアタイム 10:00~18:00
中退・研究室変更者 不明
雑用 ゴミ出し、チップ詰め、WB用メンブレン・ろ紙の切り出し、備品・試薬注文
研究室内セミナー 勉強セミナー(前期・土・午前)論文セミナー(後期・土・午前)、進捗報告(土・午後)
OB・OGの主な進路 シミック等のCRO業界

OB・OGの口コミ

学部卒 男性 化学生命工学部 生命・生物工学科 評価:2.6点/5点

前期の勉強セミナーは指定された神経科学の教科書の1章分をA4のレジュメ数ページにまとめて、それを"読む"だけ。質問タイムはあるが気持ち程度。後期の論文セミナーは、スライド作製して発表する。こちらはそれなりに質問もあり、勉強セミナーよりは活発。 進捗報告はグループ毎に行われる。教授がゆるい感じの人なので、セミナー・進捗ともにシビアな感じではない。
土曜日は午前・午後ともにセミナーと研究報告会があるので、実質週6出勤。細胞をメインで扱っているので、培地交換等が必要な場合は日曜日も研究室に行く。

7月末に就活お疲れさま会兼院試応援飲み会、年末の大掃除の後に忘年会がある。以前はお花見会があったらしいが最近は行われていない。
推薦枠等は特にないが、就活が終わるまでは研究室に来なくても良いため、実験やセミナー等で時間が取られる心配はない。

配属されて驚いたのは、とにかく教授が研究室に来ないこと(自称病欠、定かではない)。週に3日研究室に来れば大分いい方。土曜日のセミナーも学生だけで行うことが多く、2、3週間進捗報告会がないこともある。 問題なのは、午前中は「今日、進捗あります。準備よろしく」と連絡しておきながら、午後の3時くらいに「やはり、今日は行けなさそうです。進捗は来週聞きます」という風に、学生を振り回すこと。 そして、翌週も進捗報告が行われるか可能性は限りなく低い...。来たら来たで無茶振りも多々ある。 黒とは聞いていたが、予想以上に漆黒だった。先輩方が皆良い人であったのが相まって、教授の研究室運営の適当さが際立っていた。 研究に関しては、細胞培養してひたすら"美しいWBのバンド"を追い求めてるだけという印象。

極めて放任主義な研究室であるため、主体的に動いていかないと何となく実験しながら時間が過ぎていく。また、教授はほとんど研究室に来ないため、質問しようにもできないので勉強に適した環境とは言いがたい。 B4の場合、卒論のタイトルが決まるのは例年12月頃で、それまで先輩の実験を手伝い、その結果、先輩の修論の葉っぱみたいな卒論になる。卒論提出期限ギリギリまで添削が終わらないため(添削が始まるのが2,3日前であるため)、ちゃんと卒業できるか非常にヒヤヒヤする。

<一日の過ごし方>
午前中にWBのゲルを作製し、サンプルを泳動する。昼食を取った後ブロッティングし、その間にセミナーの準備等をする。 ブロッティング後サンプルを冷蔵保存し、細胞のメンテナンスや播きを行う。実験ノートを書いて帰宅するのは19時前後。

投稿日:2019年8月26日